なりたい職業一位が会社員
おまつです!
今日、こんな記事を見つけました。
第一生命保険は17日、全国の小学生、中学生、高校生を対象にした、大人になったらなりたい職業のアンケート結果を発表した。男子では、小学生、中学生、高校生のいずれも「会社員」が1位で、女子でも中学生と高校生で1位だった。
出典:読売新聞オンライン
これってどうなん?
将来何になりたいですか?
小さい頃にこういう質問をされた人って多いと思います。
あなたはなんて答えていましたか?
サッカー選手、パティシエ、お花屋さん、Youtuber、看護師、芸能人、モデル、、、
どの職業も素敵だと思います。
世の中に必要な職種ですし、尊敬できる仕事だと思います。
ちなみに僕は
小学生の頃は、大工さんになりたい!と答えていました。
中学生の頃は、料理人になりたい!と答えていました。
高校生の頃は、研究者になりたい!と答えていました。
大学生の頃も、研究者になりたい!と答えていました。
大学を卒業して、研究者になりました。
なりたい職業に就けました。
そして、3年で辞めました。
周りにも両親にも言われました。
「もったいない!せっかく夢が叶ったのに!大企業に就職できて将来安泰なのに!」
って。
知るかそんなもん!
勉強ができるから医者になるの?
勉強できる人は医者になる、みたいな風潮がありますよね?
これ意味が分からないんですけど。
医者になりたいから勉強する!これは、まだマシ。でもなんか違う。
もっと大事なことない?
医者になって何がしたいの?
もっと言うとあなたは自分の人生をどうしたいの?
ってことが大事じゃない?
なんで「将来どうなりたい?」の質問に対して職業を答えるの?
![ニワトリ夫](https://omatsu15.com/wp-content/uploads/2021/02/68713f2f65b6ebb596118317b221b918.jpeg)
これって別に医者だけの話ではないで。
日本人は仕事の中に人生がある人が多いような気がします。特に昭和の価値観で生きている人。
昔はそれでも良かったのかもしれません。
どこかに所属していれば、終身雇用、年功序列、退職金、年金という4種の神器が幸せを約束してくれていたから。
でも今は令和。
そんな夢物語はもうありません。神話は崩壊しています。価値観も大きく変わっています。
両親の背中を追いかけても今の時代では通用しません。
僕は研究者というなりたい職業に就けました。どちらかというと収入も良い方でした。
でも、働き始めてすぐに違和感だらけになりました。
自分が想像していた研究者ってこんなのやっけ?
そもそもなんで研究者になりたかったんやっけ?
この仕事を続けた先に何が待っているんやろ?
職場で10年先、20年先の先輩や上司のライフスタイルを見ても全く幸せそうに見えませんでした。
そして、気づいたんです。
仕事の中に人生があるのではなくて、仕事は人生の一部でしかない。
僕が本当にやりたいことは、世界中を旅すること、何かを新しいものを生み出すこと、気の合う友達とお酒を飲むこと、美味しいものを食べ尽くすこと、、、
挙げたらキリがないです。仕事はそのうちの一つにすぎなかったんです。
仕事は人生のゴールではなかったんです。
君たちは人生を分かっていない
ぼくが5歳のころ、母は
「幸せこそ人生に必要なこと」
といつも言っていた。
学校へ行くと、先生に
「君の将来の夢は何?」
と尋ねられた。
ぼくは「Happy」と答えた。
みんなは「質問の意味を理解しろ」と言う。
だから、彼らに教えてあげたんだ。
「君たちは人生をわかってない」
ジョン・レノン
人生=仕事 になっていませんか?
あなたはどんな人生にしたいですか?
こうなりたいと思われる大人になる
最初の話に戻ると、会社員になりたいって夢がないと思う。
別に会社員という職業を否定してる訳じゃない。
百歩譲って会社員になりたいでもいい。でもそれは人生の一部でしかなくて。
会社員になって、、、で?
こんなライフスタイルになりたい。
こんな人でありたい。
こんな人生にしたい。
生き方を語ってほしいし、子供の時くらいぶっ飛んだ夢を掲げてほしい。
でも、こういうことを子供が言わなくなったのは、子供のせいじゃない。
こうなりたい!と思わせてくれるようなお手本になる大人が少ないんです。
特に日本は出る杭は打たれる文化というか、ドリームキラーが多いというか、とにかく夢を語ると笑われるのでみんな諦める。
僕は、子供が「こうなりたい!」と思うような大人になりたいと思っています。
まとめ
仕事はそんなに大事ですか?人生の優先順位を間違えていませんか?
一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?
ほな!
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