【書評】リーダーに必須の能力とは?「D・カーネギーの人を動かす」

本 仕事の話

おまつです!

 

本日はお気に入りの本を紹介します!

 

どんな本?

 

【まんがでわかる D・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」】藤屋伸二

 

本書は、人間関係の改善悩みの克服方法における先駆者、デール・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」について、マンガで分かりやすくまとめてくれている1冊です!

 

今回は特に「人を動かす」の部分にフォーカスして紹介したいと思います!

 

★本の内容★

デール・カーネギーの名著『人を動かす』は、どのようにすれば自分の味方を増やし、自分の利益となる行動を人から引き出すのかの知恵をまとめた本だ。といっても、それは巧妙に人を操る術ではない。むしろ、誠実に一人ひとりと向き合い、その人に関心を持つことからすべては始まる。

 

こんな人にオススメ

  • リーダーになりたい人、なりたての人、リーダーのスキルを身につけたい人
  • 人間関係がうまくいっていない人
  • チームのメンバーが思ったように動いてくれないという悩みがある人
  • 人と意見がぶつかることが多い人

 

 

ニワトリ夫
ニワトリ夫

ちなみにおまつは全部当てはまってたで。今ではちょっとはマシになったかも?

 

 

人を動かすための基本とは何か?

本書では、”人を動かす”には、まず相手を理解することが大切、といいます。

 

自分の基準で人を評価したり決めつけて批判・非難をすることをやめること。その代わりに、相手を理解するように努力する。

 

相手が思った通りに動かないときって、どうしても攻撃的になり「どうやって従わせようか?」という思考に陥りがちですが、

 

その人にもその人の考えや言い分があります。それがたとえ明らかに間違っていたとしても。

 

人を殺めた人ですら、裁判では自分の非を認めません。

 

 

人を動かす上でまず始めるべきは、相手の性格や大事にしているものを理解すること。

 

そして、人間が抱く最も強い欲望「重要な存在でありたい」という気持ちを満たすためにはどうすればいいか?を考える!

 

 

例えば、「身だしなみに気をつけろ!」ではなく、「清潔感がある方がモテるで!」とか「初対面の印象がよくなって商談成立の可能性が高くなるで!」など、

本人にとって関心の高そうなことを話題にしてあげる工夫が必要ですね〜

 

 

ニワトリ夫
ニワトリ夫

お金、権力、名誉、恋愛、社会貢献、人それぞれ価値観は違うな〜

 

どうすれば信頼関係を築けるのか?

本書では、人と信頼関係を築くテクニックを6つ挙げていますが、あくまでテクニックにすぎません。

 

大切なのは、相手を大切に思う気持ちとそれを行動に示すこと。

心から相手に関心をもつことが大切です。

 

 

たしかに、上辺だけの言葉とか行動ってなんとなく伝わりますよね〜

あ、こいつ興味ないな、って思うことたまにあります笑

 

 

カーネギーはなぜ相手を思う気持ちが信頼関係へ影響を与えるのか?についてこう言っています。

あるニューヨークの電話会社が通話中に使われた単語を調べたところ、「私」が1位だったという。外国で大飢饉が起ころうが、たくさんの人が戦死しようが、災害で多くの人が亡くなろうが、「私」の歯の痛みのほうがよほど大きな関心事。それが人間なのだ。

 

要するに、人は自分以上に興味があることなんてない!ということ。

 

卒業アルバムを初めて開いて最初に確認するのは自分、ですよね?

そういうもんです。

 

 

だからこそ、自分に興味をもってくれると嬉しいんですよね〜そんな人との関係性って、よくなると思いませんか?

 

ニワトリ夫
ニワトリ夫

1回あいさつしただけやのに、次会ったときに名前覚えててくれると、ええ人やな〜と思う。

 

どうすれば敗北感を与えない交渉ができるのか?

 

最も重要なのは、議論を避けること。

・・・(中略)・・・

なぜなら、議論に勝利しても、相手を心から自分の意見に賛成させることは不可能だからだ。

 

これめっっっっっちゃ分かる〜〜〜〜〜!!!

大体、無駄に白熱して何も決まらない会議って、お互いがお互いをやっつけようとして自分の意見を通そうとしてるとき!笑

 

 

議論を避けるということも含めて、カーネギーは人を抵抗なく自分の考え通りに動かす12の原則を挙げていますが、

前提にある考えは「自己の重要感」を損なわせないということ。

 

なので、頭ごなしに間違いを指摘するとか、一方的に要望を伝える、というのは最悪ですね。

 

 

ただし、言うのは簡単ですが、実践するのはなかなか難しそう、、、何度も繰り返すしかないです。

 

ニワトリ夫
ニワトリ夫

相手の話をよく聞き共感する、っていうのも一つやな!

 

どうすれば人の自主性や個性を伸ばせるのか?

本書では、人を動かす方法の行き着く先は、人を成長させる方法になる、といいます。

 

そうですよね。

人を動かしたいと思うときってその人に期待しているからなんですよね〜

諦めてる人に対しては、何も期待しないから動かそうともしない。

もちろん自分勝手な理由とか悪意がある場合は別ですが。

 

そして、人を変えるためには9つの原則を意識すると良い、とカーネギーは言っています。その中で、まず苦言の前に心から褒めることの重要性を示しています。

まずは相手を褒め、自己の重要感を満たしてやること。褒められて気分を悪くする人はいない。歯科医師による麻酔と同じような効果がある、・・・(中略)・・・その後の痛み(指摘)も甘受できるからだ。

 

ニワトリ夫
ニワトリ夫

おまつは褒められて伸びるタイプです。

これは大原則なので、知っている人も多いかと思います。

 

人を変えるのは簡単ではないので、じっくりと時間をかけてその人と付き合いましょう。

 

 

まとめ

D・カーネギーの「人を動かす」はいかがでしたでしょうか。

 

 

一貫して言われているのが、

人の行動を変え、その変化を持続させるには、自分が変わる必要がある

ということでした。

 

 

テクニック的なことも書いてありますが、前提となる考え方の部分がとても興味深かったです。

僕はこの本を読んで職場の人とぶつかることが減り、人間関係の悩みが少なくなりました!

 

 

まんがなのでとても読みやすく、しかも、誰でもできることしか書いていないので明日から実践することができます!

 

 

また、今回は紹介しませんでしたが、本書は「道は開ける」についても書かれています。

  • 悩みを気にせず物事に打ち込むコツ
  • 悩みグセを直す6つの習慣
  • 静かで落ち着いた心を保つ7つの思考パターン
  • 人の批判に悩まない方法

などなど、日常生活にも仕事にも生かせる考え方を紹介しています。

 

 

きっとあなたの人間関係を今より良くすることに役立つと思います!

 

 

ほな!

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